4.26
甲子園での巨人戦は、4-8で敗戦。
西と戸郷。投手戦予想に反して西は3回5失点、戸郷7回途中4失点。珍しい。
こういう試合こそ、采配できっちり勝ちたかった。ここまで一方的になるのは残念。
ターニングポイントはまず5回かな。佐藤のホームランから始まり、島田、木浪、代打渡邉、近本の4連打で3-5。ここは何としても同点まで攻め抜きたい場面。で、2番梅野のゲッツー間の1点で4-5。
解説では1点差に追いついたことを評価してたけど、ここはタイムリーで繋ぎたい場面。試合前から批判的な意見が多かった2番梅野の打席だったこともあって球場も微妙な空気に。
2番梅野。ちょっと衝撃的な采配。
メリットとしては、
・中野を3番に置くことでクリーンナップが分厚くなる。
・小技が得意で足が速い梅野、チャンスを広げる活躍に期待できる。
・梅野の気分転換になる。
デメリットとしては、
・好調の8番木浪から始まる攻撃は、2番が中野じゃないと成立しにくい。
・近本との勝負を避けられる可能性あり。
・上位打線が手薄になる。
こんな感じか。やりたいこと、目的は十分よくわかる。悪いことばかりではないと思う。
けどやっぱり、褒められた作戦ではないかもなー。
梅野が悪いとは言いたくない。が、ここまで不調も不調で打率は1割台。数字だけじゃなくて打席でのパフォーマンスも彼らしくない。
復調してほしい気持ちは確かにあるが、そのために打線としての機能を低下させる可能性のある采配を選択するのは…。
7回のチャンスの場面も、代打を出してもよかったはず。第3捕手までいるのに原口を温存したまま試合終了はもったいない。
梅野は絶対必要な戦力。ただ、いま残している数字、見えるパフォーマンスをもっと重く受け止めないと。復調のためにチームを動かすべきなのか、ベンチスタート、下での再調整も含めていろんなパターンを検証しないと。
あとはエラーね。エラーが出るのは仕方がない。まったく0にするのは不可能。今日は8回のエラーが失点につながってしまった。問題はエラーした直後。1アウト2塁でサードがボールを大きくはじいて1塁セーフ。これはもういい。アカンのは誰もサードのベースカバーに入らず1、3塁の形にしてしまったこと。結果ホームラン打たれたから一緒、ではなく、こういうときこそ細かいところを詰めていってほしい。